米焼酎 だんべえ
説明
■近江日野商人が開いた造り酒屋「升屋利兵衛」から矢尾商店へ
1749年(寛延2年)埼玉県秩父の地に日野商人が開いた造り酒屋「升屋利兵衛」。絹製品や雑貨などつぎつぎ商売を拡大し、現在は矢尾商店(現矢尾本店)として地域に愛される酒蔵、百貨店へと拡大していきました。
秩父の大自然は、山々がそびえたつ中で、澄み渡った空気、山から流れでて湧き出た名水など、食物を育てるには非常に適した地域。
日本経済資本主義の父と呼ばれた渋沢栄一も、この秩父の山から切り崩した岩(セメント原材料)を使用して東京で建築物を建立するために、運搬手段を構築すべく、秩父鉄道の立ち上げに関与しました。
江戸時代、近江の日野商人がこの地で商売を始め、明治、大正と山の切り崩しや鉄道整備などを整え始めたころには、多くの人が労働し、酒を飲み交わしていたといいます。
蔵を代表する清酒「秩父錦」は、焼酎「だんべえ」が発売される10年前の昭和46年(1971年)に発売をスタート。「秩父錦」はさまざまな鑑評会で、優秀賞や金賞などたくさんの賞を受賞しています。
地元に愛される酒蔵として、矢尾商店(現矢尾本店)は発展していき、今に至ります。
■蔵元のこだわりと秩父の魅力
清酒「秩父錦」は、兵庫県産「山田錦」や長野県産「美山錦」などの酒米を原料に、秩父山系の滋味あふれる湧き水を使い、ていねいに醸される秩父の地酒です。品質管理や瓶詰め、梱包にも人の手をかけ、1本1本心を込めて出荷されています。
「秩父錦」には、蔵の長い歴史のなかで受け継がれてきた伝統の技術と、妥協を許さない蔵人たちのこだわりが詰まっているのです。
もちろん、こうした酒造りへのこだわりは、焼酎「だんべえ」にも息づいています。
米焼酎「だんべえ」が育まれる秩父の環境
埼玉県秩父市は、秩父盆地を中心に山々に囲まれた自然豊かな地域です。春には羊山公園の芝桜、夏には清涼な長瀞(ながとろ)の川下り、秋には中津峡の紅葉狩り、冬には三十槌の氷柱(みそつちのつらら)などで、四季折々の自然美をたのしませてくれます。
米焼酎「だんべえ」も、秩父の自然の恩恵に預かっている焼酎です。秩父盆地特有の寒冷な気候と荒川水系の良質な天然水に恵まれた秩父だからこそ、秩父ならではの魅力を持った焼酎が生まれるのです。
■商品の特徴
米焼酎「だんべえ」は、その名のとおり、米を原料に造られる焼酎です。「だんべ(え)」とは秩父の方言で「~だろう」「~でしょ」という意味だそう。
「だんべえ」は、清酒造りの途中段階である醪(もろみ)を減圧蒸溜方式で蒸溜して造られることから、ラベルには「さけ(酒)焼酎」と表記されています。清酒に近い風味をたのしめるのが魅力で、米を知り尽くした日本酒蔵ならではの極上の味わいを、じっくりと堪能できます。
同じ米を原料とする日本酒(清酒)との違いは、日本酒は醸造酒であるのに対し、焼酎は蒸溜酒であること。
製法の違いをかんたんにいうと、日本酒は米・米麹・水に酵母を加え発酵させて造りますが、焼酎を造る際には、発酵後にもろみを蒸溜する工程が加わります。蒸溜することでアルコール度数が高くなり、雑味が取り除かれてクリアな味わいになります。
「だんべえ」は、発酵を終え、あとは搾って濾せば清酒になる、清酒造りの最終工程に近い醪状態を蒸溜して造られているため、一般的な焼酎の製法とは少し異なります。
清酒醪を減圧蒸溜したアルコール度数25度の焼酎。すっきりした後味で、ロックやストレートで飲むのがおすすめです。
■商品詳細
【アルコール度数】25度
【内容量】720ml
【製造者】株式会社矢尾本店
【販売者】株式会社 旺栄 東京都北区王子本町1-4-13
お酒は20歳になってから
未成年の方は購入することが出来ません。 法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。
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