江戸丸組紐タッセルチャーム
説明
■タッセル(房)は、欧州から始まった?!
タッセルは、貴族の象徴として装飾されたものから始まり、欧州の名門大学の紳士学生の地位を獲得したものには金のタッセルなどが与えられているといいます。中東では、タッセルはお守りとして持ち、悪霊などから守るというといわれています。
日本ならではの素材で作られた独自のタッセルは、神社の縄を思わせ、縁起物とされています。
ここに神輿や神社の糸等を作成している町田絲店の組み紐を使用したタッセルが誕生しました。
上部のカニカンで財布やスマホ、キーケースなどにつけたり、付属のチェーンを足すことでバッグなどにもつかられて、様々な形で楽しめます。よりも便利なデザインです。プレゼントにも最適!
■江戸の組紐は、日本三大組紐のひとつだった?!
組紐(くみひも)とは、日本伝統の工芸品で主に細い糸同志を組み上げた紐の事を言います。
組紐は古くからあり、日本では帯締めの用途を中心に和服の装身具として定着しました。
東京の江戸組紐、京都の京くみひも、三重県伊賀市の伊賀くみひもは日本三大組み紐と云われています。
現代では伝統工芸と西洋文化の融合が図られる事例もあり、アメリカのスポーツブランドナイキはスポーツ・シューズのストリングの紐に伝統的な平打ちの組み紐を採用した事でも有名です。
≪江戸の組紐、町田絲店≫
私たちの生活には欠かせない糸。町田絲店は、創業1864年より150年以上続く老舗企業。
渋沢栄一と共にアメリカ遠征した町田徳之助が創業しました。
1870年(明治3年)初代町田徳之助が生糸の買付けの縁で渋沢栄一と相知り、1896年(明治29年)には、蚕糸取引所の創設にも栄一とともに関与しました。また1909年(明治42年)には、2代目徳之助が渋沢栄一率いる渡米実業団に参画、米国社会の本質を学び、政治や経済、教育など多忙面を学びます。2代目徳之助は将来を見据えて「人絹(じんけん)」=人造絹糸の略で人工的に作った光沢のある絹糸のような糸の開発に着手。こうして今日の糸ができあがったのです。
今や神社仏閣その他あらゆる高品質な紐を販売しています。
■選んだのは、こだわりの4種の伝統色
紺
紺色は、鎌倉時代より「褐色=勝ち色」として武士には縁起の良い色でした。江戸時代、藍で何度も何度も染め上げ濃紺にしていくこともあり、生地も丈夫になっていくことからも、勝負に強いものとして人気がでていったのでしょう。学生の制服や、ビジネススーツも紺は不動な色。
「勝負に勝つ」「縁起が良い」の代表的な色とされています。
深緋
深緋(こきあけ)は、紫みの暗い赤色で、茜と紫とで染めたもので、名称にある緋の色感はなく黒みの強い色です。
日本では大和朝廷時代より緋色が官人の服装の色として用いられ、紫に次ぐ高貴な色と位置づけられた。「延喜式」では高位の朝服の色として使用されていました。
「権威」「崇高さ」「安定感」「生命力」
気持ちが高まり仕事がスムーズに進む、勝利の象徴といわれています。
山吹
山吹色(やまぶきいろ)は、山吹の花のような鮮やかな赤みを帯びた黄色のことです。
色名は黄色の花を咲かせる植物の山吹に由来し、平安時代より用いられてきました。
山吹の花の色が黄金に似ていることから、別名『黄金色(こがねいろ)』とも呼ばれ、また逆に江戸時代の隠語では、「賄賂わいろの小判」が『山吹』と呼ばれました。
金運の色として現代も親しまれています。
気品・崇高・金運があがるといわれています。
孔雀青
孔雀青(くじゃくあお)とは、孔雀の青い羽の色のような冴えた青色で、羽や首の部分に見られる美しい青に由来しており、ほんのり緑みを帯びています。
明治の頃に西洋から伝わった『ピーコックブルー』を和訳したものです。
孔雀は中国から東南アジア、南アジアに分布するキジ科の鳥類で、オスは大きく鮮やかな飾り羽を持ち、扇状に開いてメスを誘う姿が有名ですが、美しいのはオスだけです。羽毛が装飾品として珍重された他、害虫・毒蛇類を好んで食べることから益鳥として尊ばれました。また仏教においては孔雀明王として信仰の対象となっています。
孔雀の我が国への伝来はとても古く、『日本書紀』に新羅(しらぎ)が“推古天皇”に孔雀を送ったという記述が見られます。
江戸の頃になると庶民への認知度も高くなり、『孔雀茶屋』などが人気となりました。
優美で品格があり、冷静、信頼の証の色といわれています。
■商品詳細
【素材】組紐:ポリエステル 金具:真鍮
【サイズ】直径 1cm 長さ11cm チェーン 13.5cm
■ご使用方法
タッセルチャームとして、財布や、ノートカバー、システム手帳、バッグなど、径のある所に上部のカニカンでつけることができます。
また、径がない所には、付属のチェーンで取り付ける事も可能です。
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