青天を衝け「栄一、もてなす」35話
現在、SDGs(持続可能な開発目標)について活動をしている企業や団体も増えてきた。
メディアでも連日世界でその活動を取り上げられている。
ジェンダーレスについても色々と脚光を浴びつつあるが、その中に最近は日本の政治家は女性が大変少なく、その制度に問題ありとの指摘をしているという意見もでていた。
海外では、既に1/4は女性議員をキープし、女性の意見も反映させやすくしているのだとか。。。
日本はまだまだ遅れているのか。。。
今回の「青天を衝け」では、渋沢栄一の妻、千代や喜作の妻、井上馨の妻、大隈重信の妻たちが西洋風のもてなしをすることになり、西洋文化を学び始めるところなどがコミカルに映し出されていた。新しいことをやるということは心が躍るものだ。
その中で、日本へ来ていただいた真心をつたえる、日本のおもてなしも披露。
今も深谷残る名物の「煮ぼうとう」、相撲などを見せ実際にやってみるという、心を通わせる回だった。
あらすじ
アメリカ前大統領・グラントの来日が決まり、栄一(吉沢 亮)たちが民間を代表して接待することになった。
栄一は、夫人同伴が当たり前の西洋流を採り入れようと、千代(橋本 愛)やよし(成海璃子)にも協力を願い出る。そこに、大隈綾子(朝倉あき)や井上武子(愛希れいか)ら政財界の婦人も加わり、西洋式マナーの習得に悪戦苦闘する。
官民あげた歓迎は順調に進むが、数日後、グラントが“渋沢家に行きたい”と言い出す。
渋沢家では、千代が中心になって、グラントを歓迎するための準備が始まった…。
ドラマを観て思うこと
今回は、来日するアメリカ前大統領のグラント将軍を歓迎するため、男女それぞれがさまざまな意見交換をし、策を練るところから始まる。
栄一は、民部公子とパリに行ったとき、文明の差を嫌というほど思い知った。
今度は今の日本がいかに西洋に追いついているのか、見せつけなくてはならないと意気込んでいた。
西洋式の盛大なもてなしは成功したが、たくさんの国を回ってきたグラント一行は、目新しくは映らなかったのだろう。
自分に当てはめてみても、その土地の良さを知るための伝統的な文化や食でのおもてなしをされたほうが嬉しい。
グラント一行は突然渋沢邸に来ることになる。
うろたえる栄一に、まだ仕上がっていない新しい飛鳥山の屋敷を「急いで仕上げ、精いっぱいもてなしましょう」と、千代が率先して準備を進めるのだった。
「お千代。どうしよう…。グラント将軍が、我が家に来たいとおっしゃっている。西洋では大切な客を、個人の家庭に招いてもてなす風習があるんだ。(栄一)」
「あれほどのお方を家でお迎えできるとは、こんな光栄なことはございません。おまえ様、あの飛鳥山の屋敷をなんとしてでも二日で仕上げ、精いっぱいの支度をして、御光臨を仰ぎましょう。(千代)」
このときの千代はなんと勇ましいことか。
しっかりと取り仕切り、見事飛鳥山邸でのおもてなし準備を完璧に仕上げてしまうのだった。
グラント一行が飛鳥山の渋沢邸を訪れ、踊りや相撲などの余興でもてなし、各国への長旅で上品なものばかり食べて疲れた舌を休めてもらおうと、千代たちが血洗島の名物「煮ぼうとう」をふるまうのだった。
郷土の味をふるまい、またグラント夫人からも台所で西洋の料理も教えてもらったり。
これこそが国際親善だと思わせる場面だった。
「千代のあんな顔を見るのは、初めてだ。今回はまことにたまげた。お千代は世界に冠たるおなごだ。
極上だ。かけがえのねぇ奥様だで。」と栄一は感心し、あらためて惚れなおしたと伝えていた。
世界をみてきたグラント将軍。
当時の世についてこう教えてくれた。
「日本は今、欧米に肩を並べようとしている。
しかし、多くの欧米人、特に商人は日本が対等になることを望んでいない。
日本が独立を守り、成長するのは大変なことだ。しかし…私は願っています。
それが成功するということを。」
さて、これから日本はどの方向へ向かっていくのか?!
栄一は何を考え、行動していくのか?!
ゆかりの地の紹介
東京都北区。古くから市民の憩いの場として親しまれている飛鳥山。
栄一はこの地に邸宅を築き、グラント将軍をはじめとする内外の賓客を招いた。
飛鳥山公園
徳川慶喜の実情を知ってもらうため、栄一は茶室で慶喜と伊藤博文らを対面させたという。
園内に残る建造物の一つ・晩香廬(ばんこうろ)。栄一の喜寿を祝い、清水組が贈った洋風茶室だ。
家具や調度品にも設計者の細やかな心配りが感じられる。
晩香廬
書庫として建築された青淵(せいえん)文庫。火事を防ぐために当時では珍しい電気ストーブが使用された。
青淵文庫
渋沢百訓饅頭 6個入×3セット
商品紹介
渋沢百訓まんじゅう 2個入×5セット
商品紹介
オートミール&プロテインうどん3食セット
商品紹介
オートミール&プロテインパスタ3食セット
商品紹介
関連情報
渋沢栄一のルーツを感じる関連商品販売 | 渋沢逸品館
渋沢逸品館
渋沢逸品館では、日本資本主義の父と言われ、日本近代文化の礎を築いた渋沢栄一に関わるこだわりの品々を販売しております。渋沢翁の原点である藍染めを始めとし、藍に関連した商品や、関連企業やゆかりの地にまつわる歴史や文化を感じる商品を多数販売しており、知る人ぞ知る銘品をお探しいただけます。
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