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渋沢栄一が開墾した地「北海道十勝清水町」の北の町プロジェクト!

清水町に交流拠点や温かな空間を! 東京の中央工学校学生が店舗改装提案

日本の各所自治体は、少子高齢化に伴って町の過疎化をどうにかしようと工夫をこらしながら対策をしている。

渋沢栄一が開墾した地、来年度開町120周年を迎える歴史ある町、北海道十勝清水町もそのひとつだ。

 

清水町といえば、北海道のイメージそのもの。道東道十勝清水ICがある道東の玄関口で、日高山脈が麓に広がる酪農と農業の町だ。たくさんの牧場、乳製品や牛肉、野菜など美味しいものがたくさん食べられるというイメージが広がる。

清水町の面積は東京都北区の20倍、その4割を畑や牧場が占め、人口の約6倍の乳用・肉用牛が飼育されているらしい。

NHKの朝ドラ「なつぞら(広瀬すずさん主演)」のロケ地となったということも記憶に新しい。

北海道十勝清水町ってどんなところ?【北海道十勝清水町観光協会】

 

その広大な土地で今や私たちの食生活を豊かにしてくれている酪農家や農業家たち。近頃はUターン、 Iターンも一部では起こっているが、残念ながら過疎化が進み商店はシャッターを下ろしている店が多いという。

 

「渋沢」つながりで商店街活性化へ向けて!

東京北区と北海道十勝清水町は、渋沢栄一が繋いだご縁ともいえる。
渋沢栄一ゆかりの地として、東京北区は渋沢が晩年の30年間を棲み処としていた地。そして北海道十勝清水町は渋沢が開墾した地。地域の偉人として、自治体も渋沢栄一をPRしている。
東京北区王子には、田中角栄元総理が理事長・校長を務め、卒業生でもあった建築関連で有名な中央工学校がある。
北海道上川郡清水町(十勝地方)商工観光課から、中央工学校へ熱いラブコールがあり実現したのは「商店街の活性化・町内の商店改装プロジェクト」だ。
 
十勝清水町の阿部町長によれば、農業と共に発展してきた清水町だが、近年は過疎化に悩み、若い学生たちの力で新たな提案を求めているとこと。
そこで中央工学校では、建築室内設計科2年生による「地域密着型実践教育」の一環として、清水町の店舗リニューアル計画に取り組むことになったという。題して「北の町プロジェクト」だ!

こうして実業家・渋沢栄一ゆかりの地である清水町と北区が連携事業を進める中で、商店街活性化につなげるためのプロジェクトがスタートした。

 

まずは、商店街の中のリニューアルを希望する店舗のオーナーの意見をヒアリングしながら学生たちが3店舗のリニューアルデザインを提案。現地にまで足を運び、現地調査もしながら考え出された案もあったという。

地域の交流拠点設置や温かな空間演出など、若者の感性を生かした計画が次々とでていた。

今回リニューアル予定の店舗オーナーからは「『皆さんの提案を拝見し、ワクワクしました』とのお言葉をいただきました。『一生懸命は誰かの心に届く』改めて心に刻みます。」と中央工学校の松田校長。

その土地の事を理解したうえで本格的な作図作業を学生たちが練り上げていく。

机を向かい合わせにし打ち合わせを行いながら、自分たちの提案すべきプランの方向性を検討していく。

店内の構成がまとまってくると、詳細な仕上材などの検討をしていく。チームで提案をつくりあげていく。

電気屋さんを人が集まるスペースとして提案。(一部抜粋)

学生たちによる発表。

 

渋沢栄一が大正4年の新校舎落成当時に学校名碑を揮毫していた学校法人中央工学校。今回のご縁を感じながら、今後の十勝清水町の店舗リニューアルの完成と住民の笑顔を思いうかべると、渋沢栄一も笑顔で讃えてくれることだろう。

 

 

 

 

 

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