青天を衝け「篤太夫、再会する」26話
東京パラリンピック開催により放送が3週間ぶりとなった「青天を衝け」。
前回の「篤太夫、帰国する」では、江戸にて幕府が薩長に敗れた経緯や徳川慶喜や幕臣たちの動向について聞くこととなった。
また、喜作(成一郎)が土方歳三とともに蝦夷の地を徳川の新天地とするため箱館で戦っていた。養子に迎えた平九郎は亡くなっていた。
そして今話、深谷の家族、尾高、慶喜と再会する。
あらすじ
久々に故郷・血洗島に戻った篤太夫(吉沢 亮)は、千代(橋本 愛)、父・市郎右衛門(小林 薫)、母・ゑい(和久井映見)らと再会を喜びあうが、尾高家に起こった悲しい出来事を知って大きな衝撃を受ける。
その後、昭武(板垣李光人)から預かった書状を届けるため、慶喜(草彅 剛)が謹慎している駿府に向かう篤太夫。駿府藩の中老・大久保一翁(木場勝己)にパリでの収支を報告し、慶喜との謁見を願い出るが…。
徳川家康の語り
もう出てくることはばないと思っていたが突然の家康の登場。慶喜との再会を思ってか。
篤太夫、6年ぶりに故郷に向かっていく。岡部藩はもうない。
新政府になり、藩をなくし、県を置きました。
とまあこんな話はやぼですかなぁ。
まずは篤太夫を見守りましょう。
ドラマを観て思うこと
6年ぶりに故郷の血洗島へ帰り、家族と再会。
江戸にもどったときには何もかもが変わってしまったと愕然とした篤太夫だったが、血洗島は変わっていなかった。
渋沢家では、欧州の旅の話で盛り上がったが夢ででてきた長七郎が既に亡くなったことを聞いた。
日本に戻り、篤太夫はこの先どうしていったらよいのか考えが定まらない中、心の中に長七郎が現れて問いただしてくれた。
「生き残った者には成すべきさだめがあると、お前が言ったんだ。」
また、尾高家を訪ね、惇忠と再会。お互いにこれまでの後悔を話した。
「俺とてお前と話がしたい。しかしもう、誰にも合わす顔がねぇ。
戦で死ぬことも、忠義を尽くすこともできず、一人おめおめ生き残るとは…。(惇忠)」
「合わせる顔がねぇのは俺だ。パリまで行ってようやく分かったんだ。
銃や剣を手に戦をするんじゃねぇ。
畑を耕し、藍を売り、歌を詠み、皆で働いて励むことこそが俺の戦い方だたんだ。
ようやく気付いてお千代にも平九郎にも、とっさまにもかっさまにも本当に申し訳ねぇ。(篤太夫)」
そしてもう一度前に進みたいと伝えるのだった。
「俺はこの恥を胸に刻んで、いま一度前に進みてぇ生きている限り。」
長七郎が心の中で背中を押してくれた。
「さぁ、前を向け、栄一。俺たちがかつて悲憤こう慨していたこの世は崩れたぞ。
崩しっぱなしでどうする?この先こそが、おぬしの励みどきだろう。(長七郎)」
その後、篤太夫は駿府を訪ね、洋行の報告書や昭武から慶喜への直書を届けるのだった。
篤太夫は慶喜がどうしてこのような事態になったのか確かめたかったが、慶喜は語らなかった。
篤太夫は、民部公使、昭武と旅の話を余すところなく伝えるのだった。
話を聞いているときの慶喜の表情は、今までの大変だったときを払拭するかのように穏やかで興味深く優しい眼差しで篤太夫の話を聞いている姿はとても印象的だった。
「渋沢よ。万里の異国にあって、公儀の瓦解(がかい)に遭い、さぞ苦しく骨を折ったことであろう。
この度、昭武がさわりなく帰国できたのも、ひとえにそなたのおかげだ。礼を申す。 (慶喜)」
それだけで篤太夫は慶喜の気持ちを悟ったのだった。
「上様!いや…もう何も申し上げますまい。しかし…どんなにご無念だったことでございましょう…。
(篤太夫)」
次に篤太夫が進む道は如何に?!
ゆかりの地の紹介
静岡県静岡市。江戸幕府初代将軍・徳川家康ゆかりの地だ。
駿府城で晩年を過ごした家康は、区画整備や治水事業を行い、現在の市街地の原型を築いた。
近年、天守台が発掘され、その石垣を見ることができる。
駿府城公園(巽櫓)
政府軍の総攻撃を受け、激戦地となった能仁寺。本堂を含むほとんどの建物が焼き払われた。本堂にかかる扁額(へんがく)は庭の池に沈めていたため、焼失を免れたと寺に伝わっている。
天守台発掘調査現場
アクセス:宝台院
JR「静岡」下車 徒歩10分
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