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青天を衝け「篤太夫、帰国する」25話

大坂(大阪)の陣から逃げ帰ってきたといわれている慶喜。

いろいろな見方があり、徳川一卑怯者という人もいれば、戻ってきたのは、主君としての総合的な考えのもとであり、自分が末代までいろいろ言われることもすべて想定内の上のことだったのかどうかは、いろいろな見方がある。

このドラマの草彅剛が演じる慶喜は、次回以降で慶喜自身の真意がみえてくることを期待する。

また、渋沢篤太夫の養子になった岡田健史演じる平九郎。

自害したその様がとても印象的だった。

それぞれがいろいろな想いをもって時代をかけぬけている。

これから栄一がどのように人の想いと時代の波の中で進んでいくのかが楽しみになってきた。

 

あらすじ

帰国した篤太夫(吉沢 亮)は、横浜で杉浦(志尊 淳)や福地(犬飼貴丈)らと再会。

幕府が薩長に敗れた経緯や、慶喜(草彅 剛)や幕臣の動向を聞かされる。

さらに、恵十郎(波岡一喜)と虎之助(萩原 護)から、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)、平九郎(岡田健史)のその後を知らされる。成一郎らは彰義隊を結成するもすぐに分裂し、振武軍(しんぶぐん)として新政府軍と戦うが敗戦。激闘の中、平九郎の行方は分からなくなり、成一郎は箱館へ向かったという。

頭の中が整理できない中、篤太夫は故郷・血洗島へ戻る。

 

徳川家康の語り

徳川幕府の終わりとともに、もう家康は登場しないと思っていたが、ふいを衝かれた。

明治になり、まだでてくるのかと思われたことだろう。。。と徳川家康。

明治に入り、新しい世がはじまったと思っているのかもしれない。薩長が政府を奪い新政府となったものの、実は新政府は金がなくガタガタだ。まだまだ終わっていなかった。そんな中に篤太夫は帰ってきたのだった。

 

ドラマを観て思うこと

明治元(1868)年11月、徳川昭武、篤太夫らを乗せた船が横浜に帰港した。昭武は小舟に乗り換え、品川の宿へ向かうことになる。

篤太夫は庶務を整理したうえで昭武の所へ向かうと告げる。

篤太夫は、横浜の宿で、公儀が薩長に負けた経緯、慶喜の動向、小栗の斬首や川路の自害など、日本を離れている間に起きたことを先に帰国していた田辺太一と杉浦愛蔵、外国奉行の福地源一郎から聞くのだった。

それは上様(慶喜)が、突然大坂から戻られたと知らせが入ったということだった。

そして、鳥羽伏見で、公儀が薩長に負けたのだと知った。薩長軍は錦の御旗を掲げ、進軍していた。それに敵対すれば上様は朝敵となる。それを恐れて逃げ帰ってきたのだろうと。

そして、慶喜は、上野寛永寺にて謹慎することになった。江戸の城は戦うことなく、薩長軍に明け渡されたということだった。

 

また、川村恵十郎と虎之助から、成一郎を頭取に惇忠や幕臣たちで彰義隊(しょうぎたい)を結成したこと、その後分裂し、新たに振武軍(しんぶぐん)と名乗って上野を離れたこと、平九郎が命を落とした経緯、惇忠と成一郎は生き延び、成一郎はいま箱館で戦っていることなどを聞いた。

成一朗ともう会うことはないであろう、そして平九郎の死。

最後は「御旗本渋沢篤太夫が嫡男、渋沢平九郎、花と散らん。」と言って自害した。

平九郎の首は、名前もなく梟首台(きょうしゅだい)にさらされたのち、犬がくわえて持ち去ったと聞かされた。なんとも惨い。

多くの死を聞いて篤太夫は、どのような想いだったのだろう。自分の嫡男の死はどう受けとめたのだろう。

その場にいなかった自分を悔やんだのだろうか。

それとも。。。

 

整理を済ませ、小石川・水戸藩邸の徳川昭武を訪ねた篤太夫。

「先日、天子様にお会いした。朝廷より水戸に戻り次第、箱館の榎本軍との戦いに兵を出せとの命を受けた。」と昭武。

「そんな…箱館にいるのは元は公儀の忠臣たち。それを民部公子さまに成敗せよと…。」

箱館(函館)には、成一朗、土方歳三らがいる。家臣を昭武に討てとは。

昭武に支えて欲しいといわれた篤太夫だが

「それにもまずは、ご主君のご意志を伺わねばならぬと思っております。上様に民部公子さまご帰国のご報告をいたしたいと存じます。」

篤太夫は、返事をするも、まずは主君である慶喜の考えを伺ってからということを昭武に告げ、昭武は文を託し、その返事を聞かせて欲しい篤太夫に頼むのだった。主君の真意を確かめなくてはならない。なぜこのような。。。

 

 

ゆかりの地の紹介

埼玉県飯能市。渋沢喜作率いる振武軍(しんぶぐん)は、能仁寺に本営を置いた。

能仁寺

政府軍の総攻撃を受け、激戦地となった能仁寺。本堂を含むほとんどの建物が焼き払われた。本堂にかかる扁額(へんがく)は庭の池に沈めていたため、焼失を免れたと寺に伝わっている。

能仁寺の扁額

飯能では民家200戸余りが焼失。わずか数時間で勝敗が決まったという。

振武軍はちりぢりとなり、渋沢平九郎は現在の越生(おごせ)町にたどりついた。

顔振峠(かあぶりとうげ)から山を下る途中、新政府軍と鉢合わせた平九郎は、激闘の末、この地で命を絶った。

渋沢平九郎自決の地

その亡骸(なきがら)は、すぐ近くにあった全洞院に葬られ、のちに渋沢栄一もこの地を訪れている。

平九郎の死は、渋沢栄一の心に深い傷を残した。

 

 

アクセス

能仁寺  西武鉄道「飯能」駅下車  徒歩20分

渋沢平九郎自決の地  JR・東武鉄道「越生」からバス「黒山」下野徒歩3分

 

 

 

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