藍のコロナ不活化効果

藍は、染料としてだけではなく、近年多方面で研究開発が進められている。

藍の抽出物に新型コロナウィルスを不活化する効果があると確認された。

 

奈良県立医科大学と寿スピリッツ株式会社との共同研究で実証されたということだ。

実験には徳島の藍が使用された。

 

上記新聞にも書かれているが、藍は古くから薬用植物として活用されてきた。

現代のコロナ禍で新型コロナウィルスの感染力を低下させる効果が認められたとの発表は救いのひとつ。

藍の染料は藍の葉を発酵させ「すくも」をつくりあげていく。

徳島阿波藍や、武州藍、その他の地域でも天然灰汁発酵建てで染められた商品が数多くある。但し、染める技術をもった染師は今では多くない。

 

天然灰汁発酵建てとは、化学薬品をいっさい使用せず、自然界からとれる原料を用いて発酵させて染色液をつくっていく。これは江戸時代から続くといわれる伝統技法で、人にも環境にもやさしい安心安全な染め方法だ。

今や天然灰汁発酵建ての藍染め商品は全体の1％といわれるほど、希少なもの。

肌に優しい綿や絹などの素材で染めた商品は、肌にもやさしい。

 

藍染めで生地で出来たマスクやタオルは、より一層、肌にも体にもやさしい。

武州発酵藍染めマスク

https://shibusawa-world.net/products/bushufacetowel/

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