青天を衝け「横濱焼き討ち計画」11話
江戸の世の文久2年頃の暮れまでに関東では、はしかとコレラで20万人の人が亡くなったという。
栄一と千代の間に生まれた第一子は男の子。
残念なことに、はしかで亡くなってしまう。次に生まれたのは女の子。
この誕生を見据えてから、栄一は決意新たに、日の本を変えるために、父へ勘当して欲しいと懇願する。
あらすじ
栄一(吉沢 亮)と千代(橋本 愛)に待望の第一子が生まれるが、すぐに亡くなってしまい、渋沢家は重い空気に包まれる。
そんな中、惇忠(田辺誠一)は自らの手で攘夷(じょうい)の口火を切ろうと、横浜の外国人居留地の焼き討ちを発案。
心を動かされた栄一は、武器や仲間を集め始める。
一方、謹慎を解かれた慶喜(草彅 剛)は将軍・家茂(磯村勇斗)の後見職となるも、島津久光(池田成志)らから「一刻も早く攘夷の決行を」と迫られる。
徳川家康の語り
徳川の江戸幕府では、一ツ橋慶喜が復活する。4年余りを将軍後見人となる。
さて、ここからどうやって渋沢栄一に出会うのか。。。?
ドラマを観て思うこと
若き徳川家茂の将軍後見人として職を受けた慶喜。慶喜の攘夷を願う武家がまだまだ多かった。
そして慶喜のもとに優秀な家臣も集まっていたのだった。平岡円史郎(提真一)もその一人。どうにか慶喜に仕えたいと願い出てのことだった。
栄一は、江戸に向かおうとしていた長七郎に追いつき、老中・安藤を襲った河野が命を落とし、これに連座したものを幕府が探していると伝える。「今生きている俺たちには、河野の代わりに成すべき定めがまだあるはずだ。」と。
栄一は、尾高惇忠、喜作らと攘夷のために横浜の外国人居留地を焼き討ちする計画を立てる。
「俺たちはこの北武蔵から攘夷を決行する。」
横浜焼き討ちのため喜作と共に江戸で武器を集め、ひそかに惇忠たちのもとへ送る。次第に武蔵の若い人も武器を集めて計画に賛同していく。
だがその頃、徴収や薩摩では尊王攘夷として、イギリスと戦うもあっさりと負けてしまう。
栄一は水戸の藤田東湖の息子に対していう言葉、
「日の本はお武家様だけのもんじゃねぇ。俺たちにも志はあります。この国をよみがえらせることです。」
そして栄一は長女うたが生まれるも、家を出て天下のために働きたいと、父市郎右衛門に「勘当してくれ」と頼む。
「俺ひとり満足でも、この家の商いがうまくいっても、この世の中みんなが幸せでなかったら俺はうれしいとは思えねぇ。みんなが幸せなのが一番なんだい。何度も胸に手を当てて考えた。この世を変えることに命をかけて、大義のために生きてみてえんだ。」
そして千代も「私からもお願いします」と市郎右衛門へ伝える。
父は「栄一お前はお前の道を行け。」
現代のように、親が子のやりたい道を切り開けと後押しするのとは違って当時はそれこそ命がけの決断であったことであろうが、よく了承したと思う。
栄一を息子としてみる他に、一人の世の中に対して大きな野望をもっている青年としてみていたのだろうか。
父自身ももしかしたら世の中の道理に疑問をもちながら生きてはいたが、どうすることもできなかった事を栄一ならば何かやるかもしれないとういう気持ちがどこかにあったのかもしれない。
ゆかりの地の紹介
将軍後見職に就任した徳川慶喜は、家茂に先駆け、京に入った。
徳川家とゆかりが深い京都の東本願寺。御影堂(ごえいどう)は、世界最大級の木造建築。
上洛した慶喜は、東本願寺の一角に滞在し、大寝殿(おおしんでん)や白書院(しろしょいん)を執務や宿泊に使用したと伝わっている。
東本願寺
現在の建物の多くは明治時代に建て替えられたものだが、大玄関(おおげんかん)の石畳は、慶喜が滞在した当時のものであると伝わっている。
大玄関
東本願寺の庭園、渉成園(しょうせいえん)。慶喜は激務をこなすかたわら、たびたびここで時間を過ごしたといわれている。
渉成園
その時代、尊王攘夷(そんのうじょうい)の勢いが増す京の町で、慶喜は奮闘することとなるのである。
東本願寺 JR「京都」下車 徒歩7分
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