青天を衝け「栄一、あがく」37話
時代の変換期。 岩倉具視は最期に天皇を中心とした日本の体制を望んで世を去っていった。 そして、明治18年(1885年)12月の内閣制度の移行に際し、初代内閣総理大臣に伊藤博文が就任した。 &...
時代の変換期。 岩倉具視は最期に天皇を中心とした日本の体制を望んで世を去っていった。 そして、明治18年(1885年)12月の内閣制度の移行に際し、初代内閣総理大臣に伊藤博文が就任した。 &...
渋沢栄一が唱える「合本」。 渋沢栄一自らが理想として掲げていた経済システムを、資本主義ではなく「合本(がっぽん)主義」と呼んでいた。 合本主義という名前も、その仕組みも彼が考案したものだ。 ...
現在、SDGs(持続可能な開発目標)について活動をしている企業や団体も増えてきた。 メディアでも連日世界でその活動を取り上げられている。 ジェンダーレスについても色々と脚光を浴びつつあるが、そ...
渋沢栄一と岩崎弥太郎は、歴史上、稀に見るほどうまが合わなかったと伝えられている。 同じ農家出身であり、日本を一等国へという経済を押し上げる思想は一緒ではあったが、そのやり方、考え方が正反対だった...
2024年、新紙幣の顔として登場する渋沢栄一。 大河ドラマ「青天を衝け」では、いよいよ佳境に入ってきた。 武士の時代から藩に年貢を収めたりしていたところから、明治になって民による商人の動きが活...
官から民へ。渋沢栄一は、政府の役人の立ち位置から民間の商人として、日本の商売の基礎を作ることを決意する。官にいては、どうしても出来ない事や、自分自身がどうしていきたいのかを再度考えたことは、「合本...
自分が置かれた環境に慣れてしまうと、その枠の中の自分しか見えないことがある。 多忙であればあるほど、一度立ち止まって我を振り返ることも必要なのだと改めて思う。 井の中の蛙とまでは言わないが、ふ...
西の五代、東の渋沢。これからの日本を新しく作るという意思のもと奔走した代表的人物と言われているのがこの両名。 所々過去に出会いがある中で、本格的に名と顔がお互いに一致したのが今回だ。 渋沢は、...
権威を振りかざし、何も前に進まない。 現代でもそのようなことが起こっているところもあるが、この時代、幕末から維新へ向かい、藩を無くし、国が統一の方向へ動き出したばかりもあってか武士、農民、勝者、...
日本を元気に!!ご当地グルメ「埼玉深谷」 相葉マナブという番組をご存知だろうか? テレビ朝日毎週日曜の18時から放送の30分番組だ。 嵐の相葉雅紀の初冠バラエティーで「ニッポンを...
駿府(静岡)で商法会所を開き、旧幕臣と商人たちが手を取り合って商売を軌道にのせた渋沢篤太夫。 徳川の底力を示すうえでも、旧幕臣の働きぶりが凄かったに違いない。皆の心がまとまって向かうところができ...
新政府になって、江戸が東京に変わった。そして上が変わってどうなるのかと思いきや、何も変わらず、廃藩置県で大名たちは国に帰っていき、そこに仕えていた人たちも国に戻っていった。徳川の最後の戦いの地、五...