青天を衝け「横濱焼き討ち計画」11話
江戸の世の文久2年頃の暮れまでに関東では、はしかとコレラで20万人の人が亡くなったという。 栄一と千代の間に生まれた第一子は男の子。 残念なことに、はしかで亡くなってしまう。次に生まれたのは女...
江戸の世の文久2年頃の暮れまでに関東では、はしかとコレラで20万人の人が亡くなったという。 栄一と千代の間に生まれた第一子は男の子。 残念なことに、はしかで亡くなってしまう。次に生まれたのは女...
長七郎の話を聞いて、喜作は江戸へいく。 そして、栄一も江戸へ行かせてくれととっさまに懇願する。 父の許しを得て、1か月間、農作業が落ち着くころに江戸へ向かう栄一。 父と一度いったときの江戸のイメ...
幕府は、井伊直弼により、上官のすり替え、斉昭(竹中直人)には水戸の屋敷への軟禁命令、そして慶喜(草薙剛)の一橋家軟禁命令という、厳しい処罰を与える。 何をしたわけでもないが、出る杭を打つという、...
前話で青天に向かい、決意を固めた栄一。 戻ってすぐに千代へ自分の想いを伝える。 千代はもまた同じ想いだった。 長七郎が喜作にあてた手紙には「勝負を挑むのは自分ではなく、栄一だ」と。 &nb...
太平の世になり、新しい時代へと進む中、人々は自我を持つ者もでてくる。決められた階級とかは関係なく、学びの中から、武士も農民もより良い日のもとになるための志をもって行動しようという若者もでてくる。 ...
開国が迫る幕末。尊王攘夷の思想が強い時代だった。 ひとりひとりが志を持ち、この世に立ち向かわなくてはならない、と尾高。 新たな時代のうねりが起こりつつある。 ここで、栄一と慶喜の出会いもあっ...
江戸の世は悲憤慷慨(ひふんこうがい)だ。 運命や社会の不正や理不尽な道理を悲しみ憤る栄一。 徳川の世の階級制度から徐々に波乱がおきてくる訳だが、新しいことを興すときは波風が必ずたつものだ。 その...
栄一、怒る。世の中の道理に怒る。 縦割りの世の中は、今もまだ存在しているが、今以上に身分の差によって、理不尽なことは起きるものだ。 それはその人の能力を評価することではなく、生まれたときからの出来...
感動を呼ぶ音楽、佐藤直紀が作る音は、いつも心を清らかにしてくれる。 音楽、構成が新しい。また尾高の妹、千代(橋本愛)が、おなごも勉強し、知りたいと思うことがいけないのだろうか、という疑問を投げかける...
1話が高視聴率で滑り出しは良好だった。 特に、栄一子役(小林優仁)と七郎麻呂子役(笠松基生)が青年期の栄一扮する吉沢亮や徳川慶喜扮する草薙剛に違和感が全くなく、優れた演技を発揮していた。 &nbs...
2021年のNHK大河ドラマは渋沢栄一の「青天を衝け」。 昨年から続くコロナ禍からまだまだ未知との闘いをしている中、新時代へと突入する新しい風となるべく人物の物語が始まったことで、我々も新しく考...