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青天を衝け「栄一、胸騒ぎ」6話

開国が迫る幕末。尊王攘夷の思想が強い時代だった。

ひとりひとりが志を持ち、この世に立ち向かわなくてはならない、と尾高。

新たな時代のうねりが起こりつつある。

ここで、栄一と慶喜の出会いもあった。

 

 

 

あらすじ

長七郎(満島真之介)や喜作(高良健吾)と共に剣術の稽古に励む栄一(吉沢 亮)は「百姓にだって何かできるはずだ」と意気込む。

そんなとき、千代(橋本 愛)から突然思いを告げられ、胸がぐるぐるしてしまう栄一。

さらに、道場破りの真田範之助(板橋駿谷)が栄一らの道場に現れて……。

一方、東湖(渡辺いっけい)を失った斉昭(竹中直人)はさらに過激な言動が増え、慶喜(草彅 剛)らに引退を勧められるが、「慶喜が将軍になるなら引退する」と突っぱねる。

ほかにも慶喜は、正室に迎えた美賀君(川栄李奈)の気性に頭を悩ませていた。

 

徳川家康の語り

徳川家康の11男、常陸水戸藩の初代藩主、徳川頼房。

家康は水戸25万石を与えたといわれている。

その子は、かの有名な水戸光圀公。水戸黄門のモデルになった方である。

江戸の世のに尊王攘夷の思想が広まり、これは水戸学の本に記されており、藤田東湖が書いたものとして残っている。

孝を東照=徳川公、忠=天皇につくすという思想である。

 

ドラマを観て思うこと

今回、嫁に取る姫君たちが徐々に出てきた。公家・今出川家の美賀君は病にかかった慶喜の婚約者の身代わりとして急遽一橋家に嫁ぐことになった。

自分は徳川の飾り物と考える慶喜は、嫁とりにも興味が薄いようだった。そんな美賀君は慶喜と養祖母・徳信院の間を疑い暴れるなど気性の荒い女だった。

 

もうひとり、徳川家にも嫁が迎え入れられた。家定の正室となる篤姫だ。

「丈夫なお世継ぎを産んでみせましょう」と意気込む篤姫に福井藩主・松平慶永や薩摩藩主・島津斉彬は慶喜を世継ぎとし、篤姫には大奥から後押しをしてほしいと言う。

家定を嫌う慶永が一刻も早く家定に隠居してもらい慶喜を将軍にと伊勢の守に懇願していると円四郎に伝える。

 

斉昭もまた水戸家に代々伝わる掟を慶喜と慶篤に話す。それはもし幕府と朝廷が敵対することがあった時、徳川に背くことはあっても天守様に弓を引くようなことはあってはならない。ということだった。

 

慶喜と阿部が話している。阿部は福井藩らが誰かさん(慶喜)を将軍にと催促されていることを話すが、柳に風と受け流す慶喜。

阿部は誰かさまといっしょに働きたかったと言い、今新しい世が始まろうとしていると語る。

 

この時代、農民が剣術も学ぶ。豊臣の時代も農民から武士に、将軍へとあがっていくこともあり、剣術を磨く農民も多数いた。

道場破りも流行っていて、尊王攘夷の心をもち、強い男子が好まれると思われていた。千代はまた別の考え方をもっていたようだが。。。

胸騒ぎは、栄一からしたら千代からの告白や、手をにぎられたことだけではなく、長七郎の江戸出発や、新たな時代のうねりの波に立つ自身の予感を胸騒ぎとしてとらえたのかもしれない。

栄一と慶喜の出会いがここではあった。運命が時代の波に引き寄せられるように、2人の出会いが新たな一歩となっていく。先が楽しみになってきた。

 

 

ゆかりの地の紹介

静岡県下田市。日米和親条約が締結され、ここ幕末に開港した地となった。

ここで開国の基礎が築かれた。アメリカの外交官のハリスはこの地に領事館を構え、通訳のヒュースケンと3年間過ごしたと言われている。

その領事館は、玉泉寺。ストーブを設置する際に開けた壁の穴が今も残っている。

玉泉寺

 

開国間もない日本の、貿易の基礎を築いたハリス。その功績に感謝した栄一は、境内に記念碑を建立した。

栄一は史跡保存のため、玉泉寺の大修繕を支援した。この時、本堂の屋根が茅葺(かやぶき)から銅板葺(どうばんぶき)へ、ふき替えられた。

玉泉寺は、今も私たちに開国の歴史を語りかけている。

 

伊豆急行「伊豆急下田」からバス「柿崎神社前」下車 徒歩2分

 

ペリー艦隊来航記念碑

 

 

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