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青天を衝け「栄一、仕事はじめ」3話

感動を呼ぶ音楽、佐藤直紀が作る音は、いつも心を清らかにしてくれる。

音楽、構成が新しい。また尾高の妹、千代(橋本愛)が、おなごも勉強し、知りたいと思うことがいけないのだろうか、という疑問を投げかけるが、この時代は、女性はその立ち位置にはなかったことがよくわかる。

それにしても、この千代が将来的にある場所で活躍していくのは、女性リーダーの第一歩なのかもしれない。

 

あらすじ

市郎右衛門(小林薫)と初めて江戸へ行った栄一(吉沢亮)は、江戸の華やかさに驚くとともに、父の姿に商売の難しさを知る。

その年の藍葉の不作により窮地に陥った父を助けるため、自ら藍葉の買い 付けに行きたいと考える栄一だが・・・。

一方、黒船が襲来した江戸は、大騒ぎ。家慶が亡くなり、次期将軍候補に慶喜(草彅剛)の名が挙がるも、慶喜は反発する。

そんな慶喜の腹心の部下にと、ある男に白羽の矢が立つ。

栄一の言葉、「誰かが守らねば、この国を。。。」は重みがある。

 

 

徳川家康の語り

家康の時代、渡来人がやってきた。マルコ・ポーロは、東方見聞録といって、黄金のジパングを目指したのだろうが、日本に辿り着けなかった。次いでウィリアム・アダムス。関ヶ原の戦のときに漂流したイギリスの船乗り。

三浦按針として家康に仕えていた。更にはアメリカから、ラナルド・マクドナルドをのせた船もやってきた。

日本初のネイティブ英語教師は彼のことである。そして、黒船、ペリーの来航だ。

世界は既にワールドワイドに動き出している!

 

 

ドラマを観て思うこと

武州の藍葉を発酵させて100日、蒅(すくも)ができる。非常に長き貴重な作業である。

藍染めは徳島の阿波が有名ではあるが、武州の藍染めもそれに負けじとやってきたことが、今も阿波、武州では本格的な藍染め製法が続いている。

藍葉の不作により村全体が消沈している中、どうしたら窮地を脱することができるかを考え、他の村へ行き、藍葉を買い付けに行くことに決めた栄一。

父とともに江戸に行ったときに感じた商売の難しさを見て覚え、そして自ら自分も実行するという強い意志があったからこそ、藍葉の買い付けに成功したのだろう。

また、商売の交渉も、まずは相手を褒め、相手も得になる方法、お互いがWIN WINになれる方法を考え、銭をケチらずここぞというときに使う度胸は、見習うべきところもあるかもしれない。

働く人とその価値を見極めてからこその交渉術なのであろう。

 

また慶喜にも時代の変換期が訪れる。

徳川斉昭(水戸藩主)は、わが子を家慶の養子に出したが、家慶の死後、斉昭が期待した通りにはいかなかった。

どこか冷静な目で世の流れをみていように感じる。先を見据えての判断だろうか。

物事は自分の思い通りにはいかないこともあり、子は子の人生がある。

今の時代にもいえることである。またもしかしたら、小さな枠にとらわれている父の目線よりもはるか大きなところを観ていたのかもしれない。

 

ゆかりの地の紹介

日本三名園のひとつ。徳川斉昭公が「衆と偕(とも)に楽しむ場」として開設

 

金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられる茨城県水戸の『偕楽園』。

江戸時代天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により、領民の休養の場所として開園されました。

表門から入ると孟宗竹林が広がり、そこを下っていくと弛まなく水が湧き出る吐玉泉、そして徳川斉昭公が自ら設計を手がけた好文亭と見所満載。

偕楽園には約100品種3,000本の梅が植えられ、かぐわしい早春を告げてくれます。

2月下旬から3月中旬にかけての「梅まつり」を皮切りに、桜、つつじ、秋には萩、初冬には二季咲桜と、園内に花々が季節を届けてくれます。今が見どころ。

足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

水戸偕楽園

 

JR常磐線水戸駅北口より偕楽園行きバスで約20分

 

 

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